美容室｜髪質改善SALON CLALA by Manis of hair 様

施工日：2023年5月施工地域：奈良県大和郡山市

改装前の課題

奈良県の美容室「マニスオブヘアー」様より、2店舗統合に向けて店舗改装工事と解体工事をセットでご依頼いただきました。
リニューアルに入る店舗は、オープンから16年が経ち、重厚な内装と豪華なインテリアにも「端々に古さが出ている」（店長様）とのこと。30～50代主婦が中心の顧客層に合った内装へイメージチェンジをご希望でした。
課題はレイアウトにもありました。受付からフロア全体を見渡せず、業務が滞りやすいとのこと。
鏡で向かい合わせのセット面は、奥のお客様は大きな鏡の陰になって目が届きにくく、シャンプーブースは間仕切り壁で囲われ、中の様子が見えませんでした。

改装の主なポイント 4つ

1.円滑なオペレーションができるレイアウトへ
2.白基調の明るい店内に
3.セット面は8台から13台へ増席
4.シャンプー台は後日解体する店舗から移設

円滑オペレーション可能なレイアウトへ

壁中央の受付を入口すぐに移動しました。
受付から左右180度に広がっていたセット面とシャンプー台は、コーナーから90度の範囲で全体を見渡せるようにしました。
真後ろに回り込んで死角になっていた鏡裏側のセット面は、受付の位置を斜めにずらすことで、増席した５席も含めて、視線が隅々に届くようになりました。
シャンプーブースは間仕切り壁を取り払い、セミオープンの腰壁を設けました。空間を軽く仕切りつつ、視線の抜けによって広がりを感じさせます。腰壁はヘアケア商品のディスプレイ棚も兼ねた造りにしました。

色の力でイメージチェンジ

色数を抑えて、全体をすっきり清潔感のある雰囲気にまとめています。内装、インテリアで使えるものはできるだけ残し、色味を変えて活用しました。外観は白からブラックグレーへ、イメージを反転させました。

営業日を損失させない工程

今回は2店舗統合のため、工期の設定にも工面しています。
改装店舗は既存シャンプー台のまま一旦お引渡して営業再開いただき、後日、解体に入った店舗からシャンプー台移設工事を営業時間外に行いました。
改装店舗と解体店舗それぞれの営業日損失を極力減らす配慮をしています。

お客様の声

「今回の改装で、受付から店内全体に目が行き渡るようになり、各スタイリストへの指示出しがとてもスムーズになりました。
お客様からは、明るくなった、広く感じる、清潔感があって気持ちがいい、と好評です。
この界隈は外観が白いサロンが多く、外はブラックグレーで差別化したいと考えました。敷地外の通り沿いからも目立つ外観になり、お店も賑やかになっています。13席のセット面はほぼフル稼働の状況です」（同店店長の屋宜様）。

ールシア店（現/髪質改善SALON　CLALA Kashihara）の改装を承ったのが2022年秋でした。ミントグリーンの外観をブラックグレーに変え、お店のイメージが様変わりしました。

「その時からCREARTHさんでの改装の効果は感じていたので、今回も迷わずお願いしました。内装の色決めでは、カタログだけではわからないプロのアドバイスが参考になりました。実際に形になったときのイメージを先回りして説明してもらえたのがよかったです。親身になって丁寧に進めていただき、お任せしてよかったです」。

業務改善と集客のお役に立てて光栄です。
店名も新たに、新コンセプトでの第二章を私たちも応援しています。
このたびも大切な店舗リニューアル工事をご依頼いただき、本当にありがとうございました。