災害に備える家づくり

私角野は建築に携わって二十年余り。奈良を中心に大阪・京都南部地域で、住宅・店舗・事務所のあらゆる工事を承っています。
心地よい空間は、安心への備えがあってこそ。どちらが欠けるものでもいけません。
CREARTHは、日ごろ暮らしで見過ごしがちな部分を「安心」で基礎固めし、デザイン性の高いスタイルリノベーションへと繋いでいます。

2018年台風21号の教訓を生かす

これまでの工事で心に残っているのが、2018年に大阪で甚大な被害をもたらした台風21号です。
家屋が軒並み破損し、工務店に修繕依頼が殺到。修理に1、2カ月待ちはザラ。弱みに付け込んで法外な請求を行う悪徳業者が横行し、同業者として恥ずかしく、情けなく、悔しかったのを思い出します。
外装を修繕中、お客様からは、停電で不便だった当時の状況を伺う機会が多く、電気が生活に与える影響の大きさを思い知ることとなりました。
当時延べ220万戸に及んだ停電によって、多くのお客様が、身に染みて電気のありがたみを感じられたのは事実です。しかし現状は、何から備えればいいかわからず、不安をそのまま放置しておられるご家庭が大半でした。

蓄電池の販売会社を調べると、たくさんあり過ぎて、選ぶ基準がわからない。ちょっとでも安い方がいい。
確かにそうですね。
蓄電池は決して安い買い物とはいえません。
長く使うものだからこそ、

☑適切な取り付けを行っているか。
☑売りっぱなしではなく、アフターサービスがしっかりしているか。

安心感が業者選定の目安になると思います。

CREARTHは当時の教訓を生かし、建物をあずかる者としての責務から、蓄電池・太陽光パネルの販売施工会社マーシャルエースホールディングスと業務提携いたしました。
同社は蓄電池の設置に3000件以上の実績があり、災害対策に特化した事業展開をしています。

蓄電池から始める「備えない防災」

普段から役に立ち、いつのまにか災害にも備えている。
「備えない防災」。
それなら私にもできそう!
その一つが「蓄電池」。
タンクに水をためる感覚で、家庭の電気もためておくことができます。

台風や地震などの自然災害で停電が発生すると、

電気は家族の暮らしを守るために、必要なライフラインです。
停電が起きてから蓄電池の購入を考えるのではなく、非常事態に備えて、蓄電池を事前に準備することで、災害に強い家にすることができます。

停電時に電気が使えるというだけで、何物にも代えがたい安心感が生まれます。
コロナ禍においては避難所クラスターが懸念され、「在宅避難」を望む方が増えています。
住み慣れた家で少しでも日常を維持できれば、ストレスを和らげることができますね。

マーシャルエース×CREARTHでできること。他社との違い

徹底してメーカー保証にこだわります

故障をきっかけに、施工会社が自社の部材を使用し、簡易または独自の工法で取り付けていたことが判明し、メーカー保証対象外で修繕費用を請求されるケースがあります。
また、製品に適した正規の施工以外では、後々故障の原因にもなります。
こうしたトラブルを避けるため、メーカー指定の工事事業者が、正規の部材を使用し、耐震補強をして丁寧に取り付けます。正規ライセンス取得、保証書発行により、万一の際も安心です。

メンテナンスが真骨頂

他社様が施工した太陽光・エコキュート・IHも10年間基本的に無料で修理対応の実績。メーカー保証と合わせて、末永いアフターフォローに力を入れています。

 

太陽光ご利用の皆様に重大なお知らせ

2019年から順次、10年の売電期間が終了し、固定価格買取制度(FIT)を卒業する太陽光発電設備がでています。
FIT卒業を機に、今後の自家発電分の有効利用手段として、蓄電池を導入する家庭が急増しています。
蓄電池により、日中の発電をため、夜間や雨の日に消費するなど節電メリットを活かすことができます。
関西電力さんよりFIT終了の告知が届いてから、慌てて今後を考え始める方が多いのが実情です。
様々な選択肢がありますので、事前にご準備をお勧めします。

こんな方にぜひ!

☑築年数が15年未満
☑設置した業者が倒産している
☑光熱費が1万円を超えている
☑過去の災害で停電や断水被害に遭った
☑以前に一度検討したが諦めた
☑10年の固定価格買取期間が終了した(する)
☑設置済み設備のメンテナンスに一度も来てもらっていない
☑パワーコンディショナー、エコキュートが故障したことがある

「何から備えればいいか、家のことをトータルで見てほしい」「劣化した外構が不安。耐震補強もついでに相談しておきたい」「我が家の場合、1日どれぐらいの電気量が必要なの?」
そんな様々な声に、建築会社ならでの広い視点と経験で対応します。お気軽にお電話ください。

日常も、非常時も。安心して過ごせる住環境づくりを、二社のタッグにより厚く対応してまいります。

備えを楽しむコツ、センス

気が付けば、災害対策も兼ねていた。そんな気軽さで。
暮らしを維持しながら、家をより強くアップデートしていくには、少なからず負担がかかります。
「災害に備える家づくり」を気負いなく進めるコツ。
それは、淡々と続く「日常」を楽しくさせてくれるセンスとアイディアを、「備え」の上に載せていくことがポイントです。

風災・地震に強い!クールな硬質感が大人かっこいい~屋根・外壁~

台風の被害で最も困るのが、屋根瓦の破損です。雨が降れば、家の中は水浸し。修繕に一刻を争う事態になります。
自分で屋根に上がって補修するのは非常に危険が伴いますし、被害が集中すれば、すぐに専門会社に来てもらうこともままなりません。
CREARTHでは屋根材にガルバリウム鋼板を使用しています。
強度が高い・軽量で地震に強い・施工しやすいほか、金属がもたらす硬質感が弊社のデザインと相性がよく、外観と内装が一体化した建物に仕上げることができます。
ガルバリウム鋼板は非常に薄く、重さは瓦の10分の1ほどでとても軽量です。
屋根の重さは、家の耐震性に影響を及ぼします。
ガルバリウム鋼板は家屋の躯体への負担を軽減し、瓦などに比べて地震の揺れに強いのが特長です。
外壁材は、ガルスパンを使っています。
リブ状に成型加工したガリバリウム鋼板に、断熱材を張り合わせた外壁材です。
また遮熱効果のあるフッ素樹脂塗装により、夏の日照りを反射させ、外壁から室内に伝わる熱を低減します。

 

デッドスペースを有効利用。倒壊防止にも役立つ~造り付け家具~

コロナ禍で家族みんながステイホーム。
居場所がない!一人になりたい!気分転換したい!部屋が足りない!
自宅に対して、様々な要望が生まれてきます。
そこで、階段です。
階段に腰かけると、不思議と落ち着きませんか?
ほどよい狭さが集中力を生み、新聞や本を読んだり、考え事をするのにちょうどよいスペース。
ステップをサイドテーブル代わりにコーヒーを置いて、階段で過ごすちょっとしたひととき。
おうち時間でリフレッシュがかないます。
昇り降りするだけのデッドスペースに本棚を設えて、ファミリーライブラリーに。
本棚を造り付けにすることで、万一の地震に備えた転倒防止対策にもなります。
既製品からジャストサイズを探しだすのは至難の業、DIYでは耐久性がちょっと不安。
そんなときはプロの大工の出番です。
昇り降りするだけじゃ、もったいない!階段を見直してみませんか?

 

 

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弊社事務所は、外から見ると、カフェ?美容室?家?…何屋さん?と不思議に思われる建物です。
ぜひ、見学を兼ねてご来店ください

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