施工日:2024年3月 施工地域:奈良県生駒市
築27年の2階建て 全4戸の一人暮らし向けアパートを一棟丸ごと全面改装させていただきました。
1、2階各2戸の15㎡ワンルームをそれぞれ1戸につないで、30㎡の住空間へ。一般的な一人暮らし向け賃貸物件の専有面積20〜25㎡と比較して手狭だったスペースが、大きなゆとりをもちました。
外壁・外階段を塗り替え、駐車スペースを舗装して、外観もすっきり。
詳しく中をご案内していきます。
一人暮らしの気分が上がる、大人シックなおしゃれ空間
「社会に出て間もない20代前半」の住み手を想定し、全体的に大人っぽくシンプルに、カジュアルモダンな雰囲気にまとめました。
構造上抜けない柱は間仕切りに活用し、抜け感のある縦格子で、軽やかにゾーニングしました。格子壁で囲われた一角は、落ち着けるベッドゾーンに。枕元には、就寝時にスマホや小物が置けるニッチ棚を設けています。寝転んだときの視線の位置、角度を、最高のリラックス感が得られるように計算しました。格子はソフトな色味を選び、圧迫感を抑えています。
空間が生む、ゆとりの暮らし
ウォークインクローゼットは居室内に設けず、外側に切り離し、衣類や小物に料理の匂いが染み付かないように配慮しました。生活感の出る掃除道具も一緒にまとめておけば、居室はすっきり空間に。
お風呂・洗面・トイレ一体の3点ユニットバスは分離独立させ、水廻り含め、どの場所にも万遍なくゆとりを持たせて、狭さを感じさせないレイアウトにしています。
セレクト次第で高見え!内装
廉価な量産タイプの内装材も、選定と取り入れ方次第で、アパートを上質な空間にランクアップできます。
天井=白
壁=白
床=黄味とテカリの強い木目
この「内装あるある」な組み合わせを外し、今回投入したのが、グレイッシュな木目・石目調フロアタイル、ブラウンとグレーのアクセントウォールです。
廊下の床は、カジュアルモダンな濃淡石目調。
居室の床は、リラックス感がありながら、ひとひねりオシャレ感のあるグレイッシュな木目調。
各室とも白だけで空間を埋めず、落ち着いたカラーを投入して、大人っぽい印象に引き締めています。アパート、ハイツにありがちな白一辺倒の洗面所にも、アクセントクロスが入ることで、身だしなみの時間が、より気分の上がるひとときに。
微妙なさじ加減でおしゃれに攻める、賃貸への挑戦
賃貸物件の内装は、住む人を限定しない無難な色デザインになりやすく、予算を絞ると選択肢はさらに狭まってしまいます。
万人受けの色、飽きのこないデザイン、多様なインテリアスタイルに対応できる柔軟性。
これらを踏まえつつも、おしゃれに攻めるちょっとしたエッセンスは、CREARTHがこだわるポイントです。今回同じ間取りでも、上下階で微妙に異なる色デザインを採用し、小さな遊び心を忍ばせています。
お客様の声
「CREARTHさんにすべてお任せし、満足のいく仕上がりになりました。
提案されたパース(完成予想図)で事前にイメージは掴めていましたし、やりとりの対応も良かったので、何も心配はありませんでした。
このたびはありがとうございました。今後もよろしくお願いします」(オーナー奥田様)
大規模工事にもかかわらず、施工内容すべてご一任くださり、心よりお礼申し上げます。ご入居者様にも喜んでいただけますように。このたびは誠にありがとうございました。