昭和30年代築 戸建リノベーション|N様邸

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施工日:2023年11月 施工地域:大阪市

築60余年の大改装

昭和30年代築の空き家の全面改装を、新婚ご夫妻からご依頼いただきました。
住み手が居なくなった奥様方のご実家をフルリノベーションし、賃貸マンションから住み替えたいとのこと。
現地は都市部の狭小住宅密集地。建物は隣家と壁が共有のため、切り離して建て替えることが難しく、リフォームで家の寿命を延ばしていくほかない状況でした。
過去のリフォーム履歴はユニットバス設置のみ、今回の大改装は60余年を経て、初の大工事となります。

センスを活かして、内装予算カット

古家は解体してみないと分からないことが多々あります。
特に今回の物件は、躯体の補強・歪み是正、防蟻処理など、見えない裏部分に予算を回す必要がありました。
その分、内装は予算をかけずに、おしゃれにかっこよく。センスの活かしどころです。
追加費用は頂戴せず、都度、臨機応変に軌道修正し、動きながら考え、実行する。その繰り返しでした。

・内装材は再現性の高いリアルデザインのフロアタイルを多用し、おしゃれな木目、石目で垢抜けた印象に。
・外壁は「おしゃグリーン」なカーキのガルバリウム鋼板で、秘密基地めいた外観に。
・水廻りは業務用、実験室のような無機質でシンプルな商品をセレクト。
・昭和型板ガラスのサッシはそのまま残し、内窓インプラスを取り付けて、断熱・結露軽減・防音効果を高めました。
・玄関土間に据え置きのユニットバスは、壁を設けて洗面浴室スペースとして独立させ、全体に違和感のないようにしました。
こうして、若い感性に馴染む、予算をかけない工夫を重ね、予算内で目一杯、振り幅のあるビフォーアフターを実現させました。

他社で断られた融資も手を尽くして

私たちは、融資のご相談にも応じています。
他の金融機関で断られた方が、私たちを介して、別の融資を受けて夢を実現させています。
今回のリノベ計画も、リフォームローンの融資が下りず、一旦は頓挫したのですが、
信販会社とお客様をお繋ぎして、資金計画も含めて全面サポートさせていただき、無事に新しい暮らしのスタートを切ることができました。

お客様の声

「古くからの知り合いの大工さんに相談し、紹介してもらったのがCREARTHさんでした。
ここまで古いとリフォームは難しいかもしれない。ダメ元覚悟でのお願いでした。
手を加えずにそのまま住むという選択肢はなかったので、リフォームできるとわかって嬉しかったですし、
さらに、提案パースを一目見て、私たち夫婦が好きな感じと一致していたので、そのままお任せすることにしました」とお施主様のN様。

―大切なお住まいを私たちに一任いただき、ありがとうございます。他社様へのご相談は―?
「他には声はかけませんでした。こちらから細かく説明しなくても、『あぁ、それそれ!わかってくれてる!』と共感し合える部分が大きかったことが、決め手になりました。
全てきれいになって、夫婦共に喜んでいます。全部気に入っています。ありがとうございます!」。

お引渡しのタイミングで、奥様ご懐妊のおめでたいお知らせをいただき、私たちもとても幸せな気持ちに包まれました。
赤ちゃんをお迎えして、親子3人での新生活、本当におめでとうございます。
お健やかな暮らしを応援しています。
このたびのご依頼、誠にありがとうございました。

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弊社事務所は、外から見ると、カフェ?美容室?家?…何屋さん?と不思議に思われる建物です。
ぜひ、見学を兼ねてご来店ください

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