コーヒーとクッキーの店|PRANCE 様

施工日:2024年12月 施工地域:奈良市

カテゴリー:++++++++++

甘さの中にスパイスの効いた、アメリカンクッキー専門店の店舗デザイン事例

全国的にも数少ないアメリカンクッキー専門店の店舗デザイン施工事例です。お客様が作られるクッキーは、スパイスやナッツ、ドライフルーツを多彩に取り入れた独自のメニューが特徴で、甘党にも辛党にも嬉しい工夫が詰まっています。甘さだけで終わらないスパイスのひねり。店舗もクッキーのコンセプトを反映したデザインに仕上がりました。

大好きなブーケを空間に変換

店舗改装工事では、初回の打ち合わせでお客様のコンセプトやご予算を共有し、ご用意いただいた画像などからイメージを具体化していきます。今回お客様からお預かりしたのはブーケの画像でした。かつてフラワーアレンジメント講師として多種多彩な作品を手掛けてこられたなかで、最もお気に入りの配色なのだといいます。
お客様のご要望
・無機質な雰囲気を取り入れたい
・カウンターはアンティークっぽい感じで
これらをもとに空間をデザインし、お客様のイメージを視覚化したのがこちらです。

カフェ内装デザイン

工事の概要

ファサード(建物の正面部分)
ファサードはお店の第一印象を決定づける大切な要素。人目を引いてお客様を店内に誘導する役割を果たします。
既存のファサードを撤去し、新しいデザインをゼロから設計しました。カタログ見本のない造作は特にパースでのやりとりが重要です。お客様に判断していただきやすいように、左官仕上げの壁、造作のドア・窓を、それぞれデザイン、形状、色の組み合わせを変えて複数パターン丁寧にご提案しました。最終的にライトグレージュの塗り壁×木製格子建具の採用で、クッキーの素朴さを表現した外観が誕生しました。

カウンター
ファサードとカウンターは色味・風合いを統一させ、空間につながりをもたせています。グレイッシュな木目が、古びた雰囲気を醸しています。

内装
天井・壁・床は、ブーケの配色で展開しました。配色は同じでも、どの面にどの色を配置するかで印象が変わります。こちらもパターン違いのパースで丁寧にご提案しました。ホール床には無機質なコンクリート柄を、厨房床には石材タイル柄を取り入れ、足元で甘さを引き締めています。

間取り
居抜きのレイアウトを活用しつつ、空間を最適化しました。奥の壁を取り払ってホールを広げ、手洗いスペースをセミオープンに変更しています。また出入口横に収納スペースを新設し、備品がすっきり収まりました。

2024年12月19日オープン
PRANCE 様
奈良市南京終町2丁目1201-7 K1ビル

お客様の声

初動の早さと提案内容が決め手でした

「〈奈良 店舗デザイン〉で検索して、最初に出てきたのがCREARTHさんでした。
大阪にも同様の会社は見つけたのですが、近いとフットワークが良さそう、ゆくゆくのことを考えると地元がいいな、と連絡を取ったところ、実際CREARTHさんの初動は早く、ご提案いただいたパースも見やすく内容がよかったので、そのままお願いすることにしました。
対面の打ち合わせ以外に、LINEでこまめにやりとりできるところが私にはとても便利で、気軽に質問できた点もよかったです。このたびはありがとうございました」(オーナー白崎様)

お客様の行動力と即決力に敬服

――初めてお問い合わせのお電話をいただいた日から工事着工まで、わずか1カ月。そこから1カ月の工期を経て、お引き渡し後すぐにオープンされたお客様。
初めての店舗開業と伺っておりましたが、迅速に開業準備を進めていかれる行動力と即決力に敬服しました。
即対応を旨とする当社としても最短の事例で、ご希望のオープン日に間に合わせることができ、嬉しく思っております。
このたびはご依頼いただき、ありがとうございました。PRANCE様のご繁盛を応援しております。

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