2022/09/13 : 住宅デザイン店舗デザイン
住宅やオフィスのリノベーションは全部同じと思っていませんか?
同じようでまったく違う!
「飽きるリノベーション」と「飽きないリノベーション」の違い。
「飽きない」大切な価値
一点物の建築デザインを得意とするCREARTH(クリアース)は「飽きない空間」をプロデュースしている、ともいえます。
実際に弊社でリフォーム工事をさせていただいたお客様は口をそろえて、
「飽きないから一年経っても新鮮」
「毎日が楽しい」
「居心地がよくて、時間があっという間に過ぎていく」などとおっしゃいます。
この「飽きない」という感情は、実は大切な価値を持ちます。
住宅やオフィスなど、建物との付き合いは少なくとも10年単位です。毎日をその場所で過ごします。
その中で、飽きないで楽しく過ごせると、どうでしょう。
個々が満たされれば、楽しい気分は周囲に伝播します。
余計なストレスが減り、人間関係にもよい影響を与えます。
ポジティブな空気に満ちた住宅・オフィスの誕生です。
心のゆとりは建物に回帰し、必然的に建物は末永く大事に使われていきます。
「飽きない」空間の作り方
では、そんな「飽きない空間」というのはどのように作ればいいでしょう。
末永く愛着が続く建物、それには3つのポイントがあります。
1.変化がある空間作りを意識すること
建物自体を動かすことはできませんので、自然の風景、そして光と影を有効に使います。
古来日本家屋の多くは部屋を障子で仕切っていました。
障子には外の風景、たとえば植え込みなどの影が映り込みます。
日没が近づくと夕焼けの色も映り込みます。
それが季節や時間の移り変わり、変化を感じさせます。
窓をフレームに見立て、変化が感じられる自然物を「絵」として家の中に取り込む。これはピクチャーウインドウ、借景窓といわれます。
住宅密集地にあっては、山、海、川に向かって開かれた自然の風景は得難いもの。
それでも、窓を効果的に配置して空を切り取る、窓の前に植栽を施し、積極的に景色を作ることで、「動きのある絵」は手に入ります。
こういった工夫が施された建物へ作り替えることで、より「飽きないリノベーション」へと近づくことができます。
2.画一的な規格製品を減らす
同じパターンを繰り返す壁紙は、やはり、画一的な表情をしており、のっぺりした印象になります。
それに比べ、職人が手塗りした壁は、世界で一つの表情を持ちます。
表面の凹凸も個性があり、味があります。
木目プリントやレンガ調のプリント壁紙も同じです。
それに比べ、天然の木材を使うと、その木目はまったく同じものはありませんし、
レンガも同じものはなく、そのひび割れすら個性になります。
3.劣化を楽しめるか
一般に壁紙は長年使っていると、汚れ、剥がれなど劣化が目立ってきます。
それに対して、たとえば木材は、法隆寺や東大寺などの歴史的建造物を例にとるまでもなく、
時間とともに乾燥が進み、表面の手触りなどにも深い味が生まれます。
古民家の魅力も同じです。
古材(歴史を重ねた古い木材)も年々高値で取引されるようになってきました。
壁紙ばかりを使った建物が古くなっても、おしゃれな古民家とは言いにくいはずです。
もちろん壁紙を否定しているわけではありません。
デザイン性の高い、おしゃれな壁紙は豊富にあり、ご使用環境や状況に応じて、私たちも使い分けています。
壁紙を有効に使うことで、コストが抑えられます。
ただ、一つ言わせてください。
私たちがいつも「もったいない」と思うのは、リフォーム会社や工務店に相談するときに、
最初から「壁紙ありき」で、「ここはどの壁紙にしますか?どんな色がいいですか?」と聞かれてしまうことです。
飽きのこない空間を作るせっかくの機会に、選択肢が狭まってしまいます。
もし、すでに依頼するリフォーム会社や工務店が決まっているときは、
ぜひ「壁紙を使わないで、できますか?」と相談してみてください。
まだ依頼先が決まっていないときは、一度CREARTHにもご相談ください。
ご予算に応じて、一部に壁紙を使いながらも、全体を上質で個性的、大人かっこいいデザインにまとめる、といったリフォームの実績も豊富ですので、安心してご相談ください。
リフォーム・リノベーションで暮らしを長く楽しめるようにするアイデアがたくさんあります。
ショールームも兼ねた弊社本社オフィスも見学にお越しください。
リフォームの楽しさを知るスタッフがご案内します。
もちろんご希望されない限り、営業や売り込みはしませんのでご安心ください。
おしゃれでかっこいい住宅・オフィスの夢が実現しますように、少しでもお手伝いできましたら幸いです。